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第40話 かのこのスピリチュアルアドバイス

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神社の参拝を終えた後
商店街で夕食の買い物をして
それぞれの家に帰宅した。

夕食の支度にはまだ少し早いので
加奈はかのこと一緒に
アップルミルクティーを飲んでくつろぐことにした。

‘カラ’の世界の話をする時のかのこは
いつものかのこと少し少し雰囲気が違っていて

いつも以上に穏やかな表情の中
すべて何でも知っているような
とても理知的な雰囲気を持っているように感じるし

実際の話し方も少し早口になり
使う言葉もかのこは普段使わないような
難しい言葉を普通に使うときがある。

加奈はふとそのことを思い出したので
かのこに聞いてみた。

「気にはなっていたことなんだけれど…
かのこが‘カラ’の世界の話をする時

いつものかのこと
ちょっと違った雰囲気のかのことを感じるんだけれど
話をしているかのこはどんな感じなの?」

かのこはこの質問に対して
いつものようなかのこの話し方で
少し長く説明をした。

その内容はだいたいこんな感じであった。

‘カラ’の世界の話をしている時
かのこもやはりいつもと違う自分を感じている。

‘カラ’の世界の話をしだすと
‘カラ’の世界の様子がおでこの奥の方(第3の目)とか
頭の右の上の方とかに

テレビを見ているように
はっきりとした映像が見えることがよくある。

‘カラ’の世界の話をしている時は
半分はかのこだけど
半分は違う意識を感じる場合が多い。

違う意識は1人のように感じることもあれば
たくさんの人を感じる場合もある。

誰だかよくわからない場合もあるけど
‘カラ’の世界の友だちのペルーシャを感じる時があるし
ステンシルやミーシェの時もある。

あとはマスターから教えてもらった内容や言葉が
自分がはっきりと理解していても
ともとから知っていることとして
思い出して話すこともある。

話をしている時
かのこは何かを考えなくても
言葉がすらすらと浮かんできて
いろいろと話したくなってくる。

その話を話しだすと
次から次へと言葉が浮かんできて

わかっていることばかりではなく
時には自分でも「なるほど~」とか
「そうだったんだ~」とかって思うようなことも
勝手に自分の口が話している感じになる。

そのような感じのことを
かのこは加奈に説明した。

この説明を聞き終わると加奈は
「へ~なんだかすごいのね~!」
と言って不思議な感じになったが

話を終わってすぐのかのこが
またあの‘なんでも知っているかのこ’の雰囲気になっていることを
加奈は直感的に感じたのだった。

すかさず加奈は次のようなことを聞いていた。
「ママとかのこって今じゃなくてその前に生まれていた時、
つまり前世にも関係があったのかな~?何かわかる?」

「ママとかのこは300年くらい前に
お姉ちゃんと弟だったんだよ!」

そう話しだすと
かのこは2人の過去世における関係の
いくつかの話をした。

「それじゃあパパとママの関係は?」
2人の過去世の話が終わるとすぐに、
今度は加奈と正登との関係も聞いてみた。

質問を聞いたかのこはすぐに話しだした。

「何回か前の前世の話だけれど
パパが一度ママに命を助けられたことがあるの。

でもママはパパを助けたことを理由にして
その後にいろいろとほしい物をもらったり
まるで召使のように働かせたりしてパパを苦しめたの。

パパは命の恩人だからって
いろいろと許したり奉仕してあげたりしたけれど

結局ママはパパをたくさん苦しめてしまって
パパは苦しみのあまり病気になって死んじゃったの。

その後になって
ママはパパにひどいことをしたって
いっぱい反省して後悔したの。

その時のマイナスのカルマをお互いになくすために
生まれる前に魂同士が話し合って
パパとママがこうして出会って
今の世で夫婦になったの。

でもね、今の世で今までの間
ママはパパにたくさんの愛をささげて奉仕してきたから
昔のマイナスのカルマはもうなくなっているよ。

あの昔のことはもう今のママは気にしなくてもいいの。

もうこれからはパパに対して。
余計すぎるような気づかいをしすぎなくていいの。

自分がもっと楽しんで生きていいのよ!
わくわくすることをたくさんしてもいいの!

ママは家族のためにたくさん愛を与えてくれているし
これからだって愛を与えてくれようとしている。

家族のことも大切かもしれないけど
本当は自分をもっともっと大切にしていいのよ!

自分に向ける愛と
家族やほかの人に向ける愛と
もっとバランス良くする必要があるの!

もっと自分らしく生きて
自分自身にも愛を向けるべきなのよ!」

かのこは少し強い口調だが穏やかな表情で
でもとても力強く感じるようなたのもしさとやさしさもあり
加奈は深い愛を感じた。

気がつくと加奈は
ボロボロと大粒の涙を流していた。

加奈は自分でもよくわからないほど
安堵の気持ちや希望や勇気などといった
ポジティブな感覚が大きく湧きあがり

何と言葉で表現したらよいのかわからないような
とても幸せな感覚になっていた。

かのこの言葉は加奈の琴線に触れ
魂が鼓舞するほどの喜びや愛を感じ
いいようのない至福感を味わっていたのだった。

涙を拭いて少し落ち着いてから
加奈はかのこの姿を見ると

かのこの体の周囲が
淡く白い光に包まれて見えた。

かのこはまるで菩薩のような優しい笑顔で
加奈を見つめていた。

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テーマ : 癒し・ヒーリング
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

くるみ あんず

Author:くるみ あんず
アセンションに向けて、前向きにスピリチュアルライフを歩んでいる主人公の長女「かのこ」とその母「加奈」を中心にした物語で、自作小説です。

作者のくるみ あんずは、実際にも4人の子どもを育てている父親です。我が子4人の中で、クリスタルチルドレンの色合いの濃い次女をモデルにしたのが主人公の「かのこ」です。

作者のもう1つのニックネームは‘タエヌ’と申します。ブログやホームページの運営も行っています。
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