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第37話 ‘カラ’の世界の現実の話

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美世が眠ったことに気づいたゆかりは
奥の部屋から持ってきたタオルケットを
美世の体にそっとかけた。

かのこの分のアップルジュースと
ハーブティーのお代わりを入れ

かのこもゆかりの隣に座って
3人でテーブルに置かれた飲み物を飲んだ。

1口飲み終わると
少女マンガのようなきらきらしたゆかりの目線は
かのこに対して注がれていた。

「かのこちゃんの夢のお話を聞きたいな~♪」
ゆかりは満面の笑顔で話しかけた。

かのこも嬉しそうに
「‘カラ’の世界のお話をしていると
かのこはとっても幸せな気分になれるから
何でもお話しちゃうよ~!

だからいっぱい聞いてね~♪」
と言ってにこにこしながらゆかりの質問を待っていた。

「じゃあ、いろいろと聞きたいことがあるんだけれど…
何から聞こうかな~

え~と~…‘カラ’の世界で一番おいしい食べ物って何だった~?」
ゆかりはわくわくしすぎて有頂天になってしまい
頭の中がうまくまわらなくなっていたので
ついついこのようなたわいもないことから聞いてしまった。

「それがね~、あれだけ長い時間‘カラ’の世界にいるのに
まだ1度も何かを食べた記憶がないのよ~…。

なんていうか…
お腹がすいたって感じになってはいないような気がするし
食べなくても大丈夫って感じがするのよね~。

なんだか、息をしているだけでも
光をあびているだけでも
それだけで栄養がいっぱい体に入ってきて
もう満足っていう感じがするの~♪」

ゆかりはこの話を聞いて
高次元に存在できるような
3次元の世よりも進化した肉体を維持するには

今のように口から食べ物をとらなくても
宇宙にあまねくエネルギーを吸収するだけで充分に生きていけると
本に書いてあったことを思い出した。

ゆかりはますますわくわくしてきた中で話しを進めた。

「‘カラ’の世界は惑星の内部…つまり地底にあるって
かのこちゃんのママから前に聞いたけれど
本当なの~?」

「うん。本当よ!
だからとっても過ごしやすいし
安全で安心なの♪」

ゆかりがこれまでに読んできた
アミの本や超シャンバラや空洞地球という本とかで

惑星の内部に文明世界が在ることやその様子は
今までに読んだことがある内容から
なんとなく想像はつくけれど

目の前にいる
近所の普通の感じの女の子であるかのこが
こうもはっきりとその存在を認め
実在していることを確信して答えていることや

夢のようなその世界の経験を
こうしてナマで聞いていることに対して
ゆかりはますますわくわくしてきた。

「‘カラ’の世界ではかのこちゃんは何歳なの?」

「それが、よくわからないの~。
‘カラ’の世界の時間とこの世界の時間とは
ぜんぜん違うから…。

でも見た感じはかのこもかのこの友だちも
今のかのこと同じで小学3年生くらいだよ~♪」

「時間が違うっていうことがどうしてわかるの?」

「自分でそう感じるの~・・・
今いる世界のように先生が教えてくれるとか
だれかが言っていることを聞くとかではなくて
自分の中で答えがはっきりとそうだって感じるの♪」

「じゃあ何でも分かるっていう感じなの~?」

「そんな感じもするけれど
わからないこともたくさんあることもわかているの。

つまり、普通に生きていく中でわかっているべきことは
自分の中にたくさんの叡智っていわれるものがあるから
そこに気持ちを向ければ何でもわかることは知っているけれど

もっといろいろなことがわかりたいって感じるし
もっと自分を高めたいって感じるから
わからないこともたくさんあるっていうことも感じるの~。」

「叡智ってたくさんお勉強をして覚えたの?」

「今のこの世界の学校みたいなやり方のお勉強は
ほとんどしたことがないけれど
マスターやいろいろな人から教えてもらったことも
この叡智の中には入っているの。

でも、その教えてもらったことは
自分の‘個性の叡智’というものだから
また違っている叡智で

普通に生きていく時に知りたいことの多くは
宇宙の叡智や記憶とつながっていて

そこに意識を向けると
自分の中でわかることができるのよ~♪

言葉でこうやって話をしようとすると
なんだかちょっと難しいって感じちゃうけれど…
でも、そんな感じなの~。」

ゆかりはかのこの話を聞きながら
なんだかすごいことだと感じていた。

かのこがいつもの近所の女の子ではなくて
未来の国とか宇宙からきた
光り輝く天使のようにも感じてきた。

ゆかりはオーラを見たことがないと
自分では思っていたけれど

この時のかのこが放つ
淡くて美しい虹色のオーラの色が
はっきりと認識できたと感じていた。

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テーマ : 癒し・ヒーリング
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

くるみ あんず

Author:くるみ あんず
アセンションに向けて、前向きにスピリチュアルライフを歩んでいる主人公の長女「かのこ」とその母「加奈」を中心にした物語で、自作小説です。

作者のくるみ あんずは、実際にも4人の子どもを育てている父親です。我が子4人の中で、クリスタルチルドレンの色合いの濃い次女をモデルにしたのが主人公の「かのこ」です。

作者のもう1つのニックネームは‘タエヌ’と申します。ブログやホームページの運営も行っています。
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