スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第18話 ~KALA(カラ)の世界~

「かのこが住んでいるのは日本の中の東京でしょう。
かのこの夢の世界にも場所の名前はあるの?」

加奈からの最初の質問に対して
かのこは少し首をかしげながら答えた。

「はっきりとはわからないけど
《*注1》‘カラ(KALA)’という
言葉というか音というか…

そんな響きを感じるから
夢の世界を‘カラ’って呼ぶことに今、決めたわ。」

「へ~。‘カラ’って言うんだ~。
じゃあママもこれからそう呼ぶね!」
かのこは嬉しそうな顔をしてうなずいた。

「カラの街にはどんなお店があるの?」
加奈は聞いた。

「カラの街にはお店はないよ。
お金もないから何も買わなくていいんだよ。」
かのこは当然のような顔をして答えた。

「お店がないしお金もいらないの~…??」
加奈は不思議そうに確認した。

「だって、ほしいものがあればみんなで分け合うから
そこにあるものはお金を払わなくても
使うときに必要な分を持っていっていいんだよ。

それに、もしそこになくても
必要な物は自分で作ることだってできるんだよ。

ジュースを飲みたいって強く願えば
すぐにジュースを目の前に出して
飲むことだってできるのよ~。素敵でしょ!

かのこが乗ったUFOみたいな乗り物も
誰かの物じゃなくてみんなで使うみんなの物なんだよ!」
かのこは弾むような声で答えた。

加奈はなんだかあまりにも現実離れしていると思ったから
この話はここでやめにして次の質問をした。

「かのこの友達の3人の子って
かのこと同じ歳の子たちなの?」

「歳はみんな違うけれど
意識レベルが同じくらいでとっても波動が合うんだよ!
それに魂が同じグループなんだ~。」

かのこは自分でも普段使わないような
‘意識レベル’とか‘波動’とか‘魂’とかという言葉を
自然と使っているのにちょっと驚いたが
加奈はもっと驚いた。

でも、あまりにも普通に話しているかのこを感じて
特にこのことには触れずに次の質問をした。

「‘カラ’の世界でかのこの通っている小学校では
かのこはやっぱり3年生なの?
1クラスに何人いるの?

担任の先生はどんな感じなの?
勉強している教科書は同じなの?」

加奈はかのこの‘カラ’の世界がいくら夢の中とはいえ
かのこの‘心の中でイメージしている世界’だから
学校の話ならばもっと現実っぽくなるだろうと思って聞いた。

「かのこが行った学校は小学校じゃないよ。
担任の先生もいないし
決められたクラスも教科書や時間割もないよ。

いろいろな歳の人がいて
子どもも大人も一緒にお勉強しているんだよ。

同じようなことをお勉強したいと思っている人が
歳は関係なく集まっているんだよ。」
かのこはさらに話を続けた。

「それに、たくさんの人が一緒にお勉強していても
ひとりひとりが自分のためのお勉強をしているんだよ。

自分がお勉強をしたいことを自分で選んで
自分が受けたい時に授業を受けられるんだよ。

先生だって自分で選べるし
授業を受けているときに
つまらないことも嫌なこともまったくなくて

すべてが心にしっかりと残って自分のためになる
素敵なことばかり教えてもらえるんだよ!

先生はマスターと呼ばれていて
意識レベルがはるかに高くて

みんなは深く尊敬している
愛のとても大きな方で

無限にも感じるような
たくさんの叡智を備えているんだよ~」

かのこは身を乗り出して楽しそうに話をしているけれど
加奈にはなんだかよくわからなくなってきた。

「年齢に関係なく
同じことを学びたい人が
先生や授業内容を選んで受けるって…

大学みたいな感じなのかな~。

‘たくさんの叡智’って
なんでそんな言葉をかのこが知っているんだろう…。
きっと何かのアニメで出てきたのかな~。」

加奈は心の中でこのように整理をして
自分自身の中で納得した。

かのこは夢中になって‘カラ’の世界の話をしている時
夢の中で‘カラ’の世界にいる時のかのこと
今、ここにいるかのことの2人が重なっていることを感じた。

だから、普段使わないような言葉が出ているような時は
‘カラ’の世界のかのこの意識が強く出てきて表現していた。

かのこにとってはどちらのかのこも
同じ自分であると感じてはいるが

こんなふうに2人のかのこをはっきりと感じるようになったのは
‘カラ’の世界の夢を見るようになった
ほんの3,4日前から始まったことだから

この時点でのかのこにとっては
やっぱり自分でも不思議な感覚になっていた。

《*注1》‘KALA’とはアストラル界のマントラです。これは大海原の波の音を表していて、色はローズ(ばら色)またはピンクです。この音は情緒体にバランスと調和をもたらす効果があります。情緒的にストレスを感じていて感情のコントロールが難しい時に、このマントラは各々の情緒に応じて効果的に働きます。泣きたくなったり、幸せに感じたりすることがありますが、そのどちらも情緒を安定させることに役立つのです。ばら色か桃色をイメージしながら「カラ」のマントラをとてもゆっくりと、何度か繰り返して唱えてみて下さい。(「私はアセンションした惑星から来た」 オムネク・オネク著 徳間書店 参照)

≪「1日1回応援ワンクリック」のご協力をよろしくお願いします!≫
↓    ↓

人気ブログランキングへ

☆くるみ あんずのもう1つのニックネーム‘タエヌ’のブログ
 ↓    ↓
「タエヌのスピリチュアル日記」







スポンサーサイト

テーマ : 癒し・ヒーリング
ジャンル : 心と身体

カテゴリ
プロフィール

くるみ あんず

Author:くるみ あんず
アセンションに向けて、前向きにスピリチュアルライフを歩んでいる主人公の長女「かのこ」とその母「加奈」を中心にした物語で、自作小説です。

作者のくるみ あんずは、実際にも4人の子どもを育てている父親です。我が子4人の中で、クリスタルチルドレンの色合いの濃い次女をモデルにしたのが主人公の「かのこ」です。

作者のもう1つのニックネームは‘タエヌ’と申します。ブログやホームページの運営も行っています。
  ↓  ↓
☆HP「アセンションスペースシューリエ」

☆ブログ「タエヌのスピリチュアル日記」

最新記事
アクセスカウンター
月別アーカイブ
ランキング
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。