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第18話 ~KALA(カラ)の世界~

「かのこが住んでいるのは日本の中の東京でしょう。
かのこの夢の世界にも場所の名前はあるの?」

加奈からの最初の質問に対して
かのこは少し首をかしげながら答えた。

「はっきりとはわからないけど
《*注1》‘カラ(KALA)’という
言葉というか音というか…

そんな響きを感じるから
夢の世界を‘カラ’って呼ぶことに今、決めたわ。」

「へ~。‘カラ’って言うんだ~。
じゃあママもこれからそう呼ぶね!」
かのこは嬉しそうな顔をしてうなずいた。

「カラの街にはどんなお店があるの?」
加奈は聞いた。

「カラの街にはお店はないよ。
お金もないから何も買わなくていいんだよ。」
かのこは当然のような顔をして答えた。

「お店がないしお金もいらないの~…??」
加奈は不思議そうに確認した。

「だって、ほしいものがあればみんなで分け合うから
そこにあるものはお金を払わなくても
使うときに必要な分を持っていっていいんだよ。

それに、もしそこになくても
必要な物は自分で作ることだってできるんだよ。

ジュースを飲みたいって強く願えば
すぐにジュースを目の前に出して
飲むことだってできるのよ~。素敵でしょ!

かのこが乗ったUFOみたいな乗り物も
誰かの物じゃなくてみんなで使うみんなの物なんだよ!」
かのこは弾むような声で答えた。

加奈はなんだかあまりにも現実離れしていると思ったから
この話はここでやめにして次の質問をした。

「かのこの友達の3人の子って
かのこと同じ歳の子たちなの?」

「歳はみんな違うけれど
意識レベルが同じくらいでとっても波動が合うんだよ!
それに魂が同じグループなんだ~。」

かのこは自分でも普段使わないような
‘意識レベル’とか‘波動’とか‘魂’とかという言葉を
自然と使っているのにちょっと驚いたが
加奈はもっと驚いた。

でも、あまりにも普通に話しているかのこを感じて
特にこのことには触れずに次の質問をした。

「‘カラ’の世界でかのこの通っている小学校では
かのこはやっぱり3年生なの?
1クラスに何人いるの?

担任の先生はどんな感じなの?
勉強している教科書は同じなの?」

加奈はかのこの‘カラ’の世界がいくら夢の中とはいえ
かのこの‘心の中でイメージしている世界’だから
学校の話ならばもっと現実っぽくなるだろうと思って聞いた。

「かのこが行った学校は小学校じゃないよ。
担任の先生もいないし
決められたクラスも教科書や時間割もないよ。

いろいろな歳の人がいて
子どもも大人も一緒にお勉強しているんだよ。

同じようなことをお勉強したいと思っている人が
歳は関係なく集まっているんだよ。」
かのこはさらに話を続けた。

「それに、たくさんの人が一緒にお勉強していても
ひとりひとりが自分のためのお勉強をしているんだよ。

自分がお勉強をしたいことを自分で選んで
自分が受けたい時に授業を受けられるんだよ。

先生だって自分で選べるし
授業を受けているときに
つまらないことも嫌なこともまったくなくて

すべてが心にしっかりと残って自分のためになる
素敵なことばかり教えてもらえるんだよ!

先生はマスターと呼ばれていて
意識レベルがはるかに高くて

みんなは深く尊敬している
愛のとても大きな方で

無限にも感じるような
たくさんの叡智を備えているんだよ~」

かのこは身を乗り出して楽しそうに話をしているけれど
加奈にはなんだかよくわからなくなってきた。

「年齢に関係なく
同じことを学びたい人が
先生や授業内容を選んで受けるって…

大学みたいな感じなのかな~。

‘たくさんの叡智’って
なんでそんな言葉をかのこが知っているんだろう…。
きっと何かのアニメで出てきたのかな~。」

加奈は心の中でこのように整理をして
自分自身の中で納得した。

かのこは夢中になって‘カラ’の世界の話をしている時
夢の中で‘カラ’の世界にいる時のかのこと
今、ここにいるかのことの2人が重なっていることを感じた。

だから、普段使わないような言葉が出ているような時は
‘カラ’の世界のかのこの意識が強く出てきて表現していた。

かのこにとってはどちらのかのこも
同じ自分であると感じてはいるが

こんなふうに2人のかのこをはっきりと感じるようになったのは
‘カラ’の世界の夢を見るようになった
ほんの3,4日前から始まったことだから

この時点でのかのこにとっては
やっぱり自分でも不思議な感覚になっていた。

《*注1》‘KALA’とはアストラル界のマントラです。これは大海原の波の音を表していて、色はローズ(ばら色)またはピンクです。この音は情緒体にバランスと調和をもたらす効果があります。情緒的にストレスを感じていて感情のコントロールが難しい時に、このマントラは各々の情緒に応じて効果的に働きます。泣きたくなったり、幸せに感じたりすることがありますが、そのどちらも情緒を安定させることに役立つのです。ばら色か桃色をイメージしながら「カラ」のマントラをとてもゆっくりと、何度か繰り返して唱えてみて下さい。(「私はアセンションした惑星から来た」 オムネク・オネク著 徳間書店 参照)

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第17話 ~続きの夢~

かのこは願った通りに
気がつくとあの素敵な夢の世界にいた。

親友たちと4人で音楽のコンサートに行ったり
街中を歩きながらいろいろなことを楽しんだりした。

この世界のかのこは
いくつもの楽器を演奏することができた。

音楽を学ぶための学校にも通っていて
この時は音のハーモニーについて学ぶために
かのこの学びたいマスターのセミナーに参加した。

親友のステンシルもミーシェもペルーシャも
音楽は好きだけれど

この時は違うことを学ぶために
別のマスターのセミナーを選択していた。

マスターから学びを得たあと
感謝しながら一礼した直後に

気がつくとかのこは
自分の部屋のベッドの上にいた。

眠りから覚めると同時に目がさえて
意識もはっきりしていた。

そして、しばらくの間ベッドで横たわったまま
夢の世界での経験を思い出して
喜びにひたっていた。

部屋から出てダイニングルームに行くと
いつものように加奈がいて

正登と翔太を送り出した後の
ゆったりとしたひとりの時間を楽しんでいた。

やはり日曜日ではあっても
正登も翔太も学校に行くことを選択している。

でも、そのために
かのこと加奈との2人だけの時間が
たっぷりと用意されているのであった。

2人は朝食を一緒に食べたあと
ココアを入れて飲もうとしていた。
ココアを作るのはいつもかのこの仕事である。

かのこは加奈に夢の話を早くしたくて
ムズムズしてわくわくしていたから
ココアを1口飲んですぐに夢の話をし始めた。

「ママ~。またあの素敵な夢の続きを見たよ~♪」
加奈は前回よりも興味ありげに
かのこの顔をしっかりと見て話を聞こうとしていた。

「この前の続きから始まって
ステンシルとミーシェとペルーシャと一緒に
コンサートに行ったんだよ。

バイオリンとかフルートみたいな楽器もあったけど
風の音や波の音のような美しい自然の音も
音楽の中に入っていて

その美しいハーモニーを聞いていると
とっても幸せな気分になれるんだよ~。」

かのこはさらに話を続けた。

「街の中や生活の様子もわかったよ~。
でも、かのこにとってはわかったというより
なんだか思いだしてきた…っていう感じで

とても素敵なことだったけど
あたりまえのことのようにも思えたんだ~。

かのこは話しているうちに
さらにわくわくしてきて目を輝かせて話し続けた。

「あとは学校にも行ったよ。
素敵な先生からたくさんの知りたいことを
楽しみながら教えてもらったよ~。

先生も素敵な人だったし
教えてもらったことすべてが心の中に入ってきたよ~。」

ちょっと興奮気味にかのこの口から繰り出される話しを
加奈も聞いているうちにわくわくしてきた。

しかし、かのこはたくさんの話をしたいのに
それをうまく整理して言葉で表現するのが
なんだかだんだん難しいように感じてきた。

だからここまで話したら
おもいきりわくわくした顔のまま
話が止まってしまったのだった。

そんな様子を感じた加奈は
詳しく聞きたいと思った話のいくつかを
かのこに対して質問してみようと思った。

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第16話 ~入浴~

焼肉屋でビールをたらふく飲んだ正登は
帰りの車の運転は加奈に任せて
帰宅してからすぐに寝てしまった。

疲れきっている翔太も
部屋に入ったまま出てこないので
そのまま寝てしまったようだった。

お風呂を沸かしたのに
どうやらだれも入らないようなので

加奈とかのこと2人で一緒に
何の気兼ねもせずに
ゆっくりとお風呂に入った。

焼肉屋で体についてしまった臭いは
2人とってはきつく感じたので、

よく洗ってよく温まって
またよく洗ってよく温まってと繰り返した。

2人ともずいぶんと汗もかいたが
今日のお風呂はいつも以上に心地良く感じた。

2人はこうしてゆっくりとお風呂に入って出た後
大きなコップにたっぷりの麦茶を入れて乾杯をして
風呂上がりの一杯を飲みほした。 

飲み干した後
とにかく気持ちよかったから
2人とも思わず顔を見合せながら笑い出していた。

「なんだかしらないけど楽しいね~!」
そう言ってしばらくの間笑い続けていた。

‘少しぬるめのお風呂にゆっくりつかるだけでも
人についてしまった邪気は浄化する。

体をよく洗ったり汗をかいたりすることも
肉体についてしまった邪気を除去するには
とても有効である。

水分を多くとるようにして
汗をかいたり排泄したりすることも効果的である。’

これは後になって
加奈がスピリチュアルなことに興味を持ち始めた時に

何冊ものスピリチュアルな関係の本を買い込んで
夢中になって読んでいた本の中に書かれていた一節である。

ふと時計を見てみると
あと10分で夜9時になることに気づいた。

かのこは「今日もあの夢を見ることができるのかな~♪」と
なんだか楽しみになったので

いつもよりも早く寝る準備を済ませて
加奈におやすみのあいさつをしたあと
かのこは部屋に入ってすぐにベッドに横たわった。

いろいろなことがあった1日だったけれど
こうして1日が終わった時点には
いつものような穏やかな波動に整えて
かのこは心地良い気分で眠りについた。

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プロフィール

くるみ あんず

Author:くるみ あんず
アセンションに向けて、前向きにスピリチュアルライフを歩んでいる主人公の長女「かのこ」とその母「加奈」を中心にした物語で、自作小説です。

作者のくるみ あんずは、実際にも4人の子どもを育てている父親です。我が子4人の中で、クリスタルチルドレンの色合いの濃い次女をモデルにしたのが主人公の「かのこ」です。

作者のもう1つのニックネームは‘タエヌ’と申します。ブログやホームページの運営も行っています。
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