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第12話 ~加奈のこと~

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かのこの母・加奈は現在39歳。
実家にいる父は商社マン。母は専業主婦。
兄2人姉2人で5人兄弟の中
末っ子の3女として育ってきた。

兄も姉も銀行員をしていて
両親も兄弟も現実主義であり
とても物質主義であった。

加奈は素直で正直な子として育った。
加奈は家族が大好きだったし
家族のことを深く信頼していた。

加奈も家族の影響をそのまま受けていて
みんなと同じ現実主義であり物質主義であり

世間の中の一般的な価値観を
そのまま素直に受け入れ

謙虚さは常に持ちつつも
明るく活発な女性として育ってきた。

加奈が正登と出会ったのは
高校を卒業した直後に勤務した中学校でのこと。

事務職員の初任として必死にがんばっていた加奈に
正登は先輩としてやさしく接しているうちに
相思相愛で結婚するに至ったのだった。

かのこの父・正登は
こてこてに真面目な社会科の教員。

目に見えぬものは信じようとはせず
心霊現象とかUFOの話など
ウソの話だとかバカげた空想だとかと思っていて

オカルト的に楽しんではいたものの
まったく信じてはいなかった。

また、宗教に対しては警戒心が強く
合掌している姿を見ただけでも
怪しいと思っていた。

自分は無宗教者であるとよく言っているし
神も仏もまやかしであるとも思っていた。

でもそのわりには
亡くなった両親のお墓参りに行くと
お墓の前で手を合わせていたし

初詣には必ず行って
ご拝殿では合掌して神様にお願い事をしていたし
おみくじをひいたりお守りを買ったりもしている。

結果的には仏教と神道の信仰をしているが
本人は宗教の信仰はしていないと思っている。

加奈は神様も仏様も
普通に信じて崇めていると自覚していた。

かといって深く興味があるわけでもなく
宗教団体に入ったこともなく
深く学ぼうとしたこともなかった。

テレビや雑誌でみる心霊現象やUFOの話は
怖かったので避けていた。

でも、宇宙人はいるような気がしていたし
お化けがいることも
ご先祖様に守られていることも信じていた。

かのこの兄・翔太は
正登と同じような考えであり
姿かたちも父の正登にそっくりだった。

小学生の低学年の頃から習い事を始め
中学入試に向けての受験勉強に励み
有名私立中学校に合格した。

高校も進学校に合格して通い
父も母もそんな息子を誇りに思っていた。

加奈は翔太の受験に向けて
翔太の幼い頃から
翔太の勉学が充実するためにと精一杯尽くしてきた。

その中で翔太のわがままをたくさん許し
気も遣いすぎてしまい
まるで召し使のようになることもあったために…

翔太との関係をストレートに表現すれば
まるで身の回りのお世話役とか便利屋とかといたような
いつしかまるでお手伝いさんのようになっていた。

また、これは正登とも
ほとんど同じような関係でもあった。

そんな家族の中で
マイペースでのんびり屋のかのこは
自分を保ちながら流れに逆らわず
無理のないペースで実生活を送っていた。

かのこは受験だとか習い事とか
テストの点数とか人と競うこととかには
ほとんど興味を示さなかった。

自分の感じていることもやりたいことも
すべてをストレートに表現している。
裏表などなくすべてが表である。

自分らしさを貫くために
時にはがんこ者になることもある。

でも調和を重んじるかのこは
人と争うようなことはしないように努めている。

加奈にとっては
そんなかのこと一緒にいる時が
もっとも自分自身が安らげる時間であったし
自分らしくいられる時間であると自覚していた。

かのこにいつも癒されていることも感じていて
かのこと話をしていると
いつも元気になっていく自分を知っていた。

「かのこは私に似ている…?」
そう何度も感じたことはあるが

今の自分自身の生活や価値観などの状況を
全般的にあらためて見つめなおしてみると
とてもかのこには似ているとは感じられない。

でも、加奈の本質である自分自身をみつめてみると
確かに似ている部分が多いことに気づいている。

「本当の私はかのこに似ている!?」

「でも本当の私ってな~に?」

「じゃあ今の私っていったいなんなの?」

加奈は最近、かのこと話をした後に
こんなことを時々思うようにもなってきている。


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第11話 ~空想のようで現実世界の話~

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加奈ほどの驚きではなかったものの
かのこ自身も少し驚いていた。

かのこは話をしている最中に
自分の意識をしっかりと持ってはいたものの

言葉が次から次へと
自然とわき上がってあふれ出し
考える間もなく自然と話をしていたのである。

《*注1》まるで自分以外のだれかが
頭の中に話の内容のかたまりを入れて
その塊を頭の中で溶かして広げ

その広がった話の内容を
自分で確認しながら納得したことを
同時通訳をするように話をしていたような感覚であった。

話をしている自分が
自分であって自分ではないような
なんともいえない不思議な感覚でいた自分の状態を
かのこはこの沈黙の中で思い出していた。

しばらくして加奈は口を開いた。

「かのこの話はよくわかったよ。
ママももう少し考えてみるからね…。

とりあえず今はまだワクチンが足りないっていうから、
ワクチンが足りて受けられる状況になったら
もう1度お話ししようね…。」

かのこは小さくうなずいたが
わざわざ結論を先延ばしにしないで

「今」すぐにでも、もっときちんと話をして
決めてもいいのにな~と感じていた。

話をしている間は箸を止めていたために
また2人とも残りの朝食を食べ始めた。

《*注2》ふとかのこは
ここ2日間の夢の話をしたくなった。

「あのね。ママ~。」と話しかけて
それから夢でみた世界の話を
加奈に向けて詳しく話しをした。

かのこの話を聞きながら
加奈はいつものような空想の中の
メルヘンチックな世界の話のように感じながら

楽しそうに話をするかのこに合わせて
うなずいたり笑顔でかえしたりした。

「もしもそんな素敵な世界が
今の本当の世界だったらいいのにね~。」
話を聞き終わった加奈はほほ笑みながら言った。

その言葉を聞いたかのこは

「学校での昨日の出来事を思い出すよりも
はっきりと思い出すことができるのに…

両方とも本当の世界だと思うけどな~…。」
と、小さな声でつぶやいたけれど

加奈はすでにテレビの芸能情報に耳を傾けていたので
まったく聞こえていなかった。


《*注1》の解説
高次の存在とチャネリングをしている時や
インスピレーションを受けた際に
このような感覚になることがよくあります。

また、スピリチュアルカウンセリングをしている時には
かのこのように魂から湧き上がることや
守護霊様などの高次の存在から受けたインスピレーションを
同時通訳をするようにして話をすることもよくあります。

その際には自分自身の意識もはっきりとしているので
自分自身の意思や思考といった意識も合わせて
自己の責任もきちんと保った状態で話をする
いわゆる‘コンシャスチャネリング’の状態です。

《*注2》の解説
1話と~6~8話のかのこの夢の話や、
この先に出てくるすべての夢の世界の話も、
実際の高次元(4次元)の世界の話です。

眠っている間にかのこの魂が高次元の世界に帰っていて、
そこで体験していることを‘夢’として記憶しているのです。


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第10話 ~インフルエンザ予防接種~

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玄関の扉が閉まる音が聞こえたので、
かのこは部屋を出てダイニングに行くと
すでに2人は学校に行ったようで
加奈が椅子に座ってテレビを見ていた。

かのこの姿を見ると
朝の挨拶を交わすと同時に立ち上がり

ガスのスイッチを入れて
味噌汁を温めなおしながら
朝食を食卓に並べはじめた。

2人で朝食をとっていると
テレビでは今日も
インフルエンザについての報道が流れはじめた。

テレビの画面がコマーシャルに変わるとすぐに
加奈は思い出したように話をし始めた。

「近所の美世ちゃんのお母さんと昨日話をしたんだけど
美世ちゃんのお母さんは
インフルエンザのワクチンが危険かもしれないから
美世ちゃんには注射をしないことに決めているんだって。

でもね~…
ママは受けた方がいいと思っているよ。」

「どうして注射した方がいいの?」

素朴に疑問として感じたので
かのこは不思議そうに質問してみた。

「だって、もしもインフルエンザにかかって
かのこが苦しい思いをしたらたいへんじゃない!

もちろんママだって嫌だよ。
ワクチンを注射したから大丈夫だとはいえないけど

ワクチンを打った方が
インフルエンザにかかりにくいみたいだし
かかっても治るのも早いってテレビで言っているし

ママが子どもの時から
ワクチンを打つのは常識だって思ってきたから~…

今はワクチンが足りないから
すぐにかのこもママも注射するのは無理だけど
今度もし大丈夫になってら注射してもらおうね!」

目をらんらんと輝かせながら話をする加奈の顔を見ながら
やっぱり不思議そうな顔をしてかのこは話を聞いていた。。

そして、少し強い口調で
訴えるようにしてかのこは話し始めた。

「かのこはインフルエンザにかかっていないよ。

かのこは病気になんてならないように
毎日ちゃんとご飯を食べて夜は早く寝て
外から帰ってきたらうがいをしているから
きっと大丈夫だよ!

だから注射なんて必要ないよ。

それにお金だってたくさんかかるんでしょ!?
なんだかもったいないよ~。

美世ちゃんだって注射しないし
美世ちゃんのお母さんだって
かのこと同じ考えなんでしょ?」

加奈はすぐに答えた。

「確かに美世ちゃんのお母さんは
受けなくても大丈夫だって思っているけど

世の中の多くの人は
受けた方がいいって思っているんだよ。

ジージもバーバも心配してたじゃない。
早くワクチンの予防接種が受けられるといいねって…。」

かのこは自分が話したいと感じたことが
頭の中にたくさん湧きあがってくるのを感じた。

普段はそれほど話をしないかのこだが
このときはまるで学者が持論を述べるように
真剣な顔で話しをしはじめた。

「どうしてまだインフルエンザにかかっていないのに
そんなにインフルエンザのことを怖いと思うの?

怖いと思ってインフルエンザにかかったことを考えるから
インフルエンザのウィルスを呼んじゃって
インフルエンザにかかりやすくなるんじゃないの!?

この前のテレビで言ってたけど
ワクチンはまだまだ危険が
いっぱいあるかもしれないんだって~。

ママも一緒に見ていたからわかっているじゃない。

注射は痛いから嫌だよ。
それに…私の体に針で穴をあけるんだもの。
そしてウィルスを私の体の中に入れるんでしょ?

私はウィルスなんか
体の中にわざわざ傷つけて入れたくないもの。

美世ちゃんのお母さんは
まだ小さくて上手に話ができない
美世ちゃんの気持ちを感じて

美世ちゃんを一生懸命守っているから
体に穴をあけて傷つけたり
わざわざきれいな体にウィルスを入れたり
痛くて嫌な思いをさせたりしないようにするために

注射をしないって決めたんだと思うよ。

自分が注射したいって思っているんだったら
注射すればいいと思うし

注射が本当に効いて
インフルエンザにかからなくて済んだ人も
いるかもしれないから
必要な人もいるのかもしれないけど

でも美世ちゃんのように
自分でお話してちゃんと思っていることを
うまく言えないような人や
なんだかよくわからない人は

パパやママとかの大人が頼りなんだもの。

それに私のように思っていることをお話ししても
子どもだからって話をちゃんと聞いてもらえないで

やりたくないことを無理やりやらされたら
とっても悲しいことなのよ。

だってかのこの体はかのこのものなんだもの!

もちろんかのこもインフルエンザにかかるのは嫌だよ。
注射しないでインフルエンザにかかって
だから注射しておけばいいのにって言われるのも嫌だけど

‘今’は元気なんだよ。
‘今’はインフルエンザにかかっていないんだよ!

別にみんなが言っているからって
一緒にやったほうがいいというわけではないことだって
世の中にはたくさんあるんでしょ。

この前学校で藤丸先生が話してくれたけど
日本のみんなが戦争をしていた頃

戦争で人を殺したり殺されたりしていたことが
いけないことだ、たいへんなことだって
思わなくなっちゃった人がたくさんいたんだって…。

私はインフルエンザの注射は必要ないと思っているのよ!

テレビの人たちやジージやバーバとか
みんなの思っていることは抜きにして
ママはどう思っているの?

かのこの今お話ししたような
注射したくないっていう
そんなかのこの気持ちはどう考えるの!?」

いつもはほんわかしていて
自分の気持ちはストレートに言葉にして表現するけれど
あまり長々と話すことのないかのこが

真剣なまなざしをして
たくさんの言葉を使って話す様子と
奥深く感じる話の内容とに
加奈はとても驚いていた。

二人はしばらく沈黙したままでいたが
テレビからは繰り返すように
インフルエンザに関するニュースがまた流れはじめた。


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プロフィール

くるみ あんず

Author:くるみ あんず
アセンションに向けて、前向きにスピリチュアルライフを歩んでいる主人公の長女「かのこ」とその母「加奈」を中心にした物語で、自作小説です。

作者のくるみ あんずは、実際にも4人の子どもを育てている父親です。我が子4人の中で、クリスタルチルドレンの色合いの濃い次女をモデルにしたのが主人公の「かのこ」です。

作者のもう1つのニックネームは‘タエヌ’と申します。ブログやホームページの運営も行っています。
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☆HP「アセンションスペースシューリエ」

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