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第9話 ~かのこの父と兄~

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ベッドの横に置いてある
スヌーピーの時計に目を向けると
デジタルはちょうど5時30分と表示されていた。

いつもよりも早い時間だけれど
今日は土曜日で学校が休みのためもあって
気分がとても軽いから早起きすることにした。

部屋を出てリビングに行くと
キッチンからはお味噌汁の優しい香りが漂ってきた。

「ママ~おはよう!」
少し寝むそうだけど笑顔で挨拶したかのこに対して

「おはよう!今朝は早いのね~!」
と、加奈は優しく微笑んで答えた。

そこへ父の正登が起きてきて
キッチンの横にある
ダイニングのテーブルに黙って腰かけた。

「パパ~おはよう!」
かのこは加奈に挨拶したように
さわやかな声をかけた。

「あ~・・・。」
正登は眠そうな顔で
面倒くさそうにして目も合わさずに言った。

その瞬間、かのこは
正登が以前に話していた内容を思い出した。

「最近の子どもたちは挨拶もろくにできやしない。
俺は生徒指導主任をしているから
挨拶の指導を教師の中心になってやっているからたいへんだ!

たとえ俺から言葉に出して挨拶をしてやっても
目も合わさず、会釈もせずに挨拶を返すような
気持ちがこもっていないやつらが多い…

だから俺は模範を示すために
生徒に向かって‘おはようございます’って丁寧な言葉を使い
会釈してあいさつしてやっているんだ!」

あの時、かのこは「そんなものなのかな~」と感じて
軽い気持ちで聞き流したけれど
今朝の正登の挨拶をしている言葉や態度から

「家族の中でのパパの挨拶は
自分の思っている‘最近の子どもたち’と同じなのにな~…」
そう感じて少し残念に思った。

そのすぐ後に兄の翔太も起きてきた。
おもしろいことに、かのこの挨拶に対して
まったく同じ言葉で返し、同じ反応をしたのだ。

2人が起きてくると、
突然キッチンからは鼻を突く匂いがしてきた。

今朝は豚肉の生姜焼きのようで
生肉が焼ける匂いに
かのこは思わず顔をしかめて鼻をつまんだ。

今日は土曜日とはいっても
正登は部活の朝練習の指導、
翔太は午前中から陸上部の練習のため

いつもより少し時間は遅いけれど
2人とも学校に行くことを選択している。

かのこは2人の顔をのぞきこむようにして見たら
同じように眠そうな疲れた顔をしていて

テレビのニュースで流れている
芸能人薬物事件の報道を
うつろな目をして見ていた。

「ね~パパ~。パパっていつお仕事をお休みしたっけ?」
休みもなしで毎日学校で仕事をしているように感じたので
かのこは何げなく聞いてみた。

20秒ほどの沈黙の後
正登はぼそぼそと答えた。

「たしか2ヶ月くらい前に
39度の熱を出して寝込んだ時かな…」

「ねえ。どうしてパパはお休みの日でも
学校でお仕事するの?」

「かのこは休みでもパパは休みじゃないからだよ。」

「こんなに疲れて眠そうな顔をしているのに
どうしてパパは休まないの?」

「部活の顧問をやっているんだから当たり前なんだよ!
休みたくても休めないの!!」

淡々として話すかのことは違い
正登はだんだんと怒りのようなものがこみあげてきて
声も荒立ってきた。

かのこはこれ以上正登と話をすると
頭を叩かれたり怒鳴られたりしそうなので話をやめた。

ふと翔太にも同じ事を聞きたくなったので話してみると

「部活があるから学校に行くに決まっているだろ!
大会に出ていい記録を出したいからだよ!

それに練習に出ないといろいろと言われたり
怒られたりするんだよ!」

翔太は正登と同じようにイライラして答えた。

かのこは「ふ~ん。そうなんだ~。」と静かにうなずいた。

でも、心の中ではいろいろな思いが湧き上がっていた。

「こんなに疲れているんだったら、
たまには休めばいいのに…。」

「無理しすぎて自分の体さんを
あんまりいじめない方がいいのに…。」

「休みたいなら休みたいって言って休めばいいのに…。」

「部活って楽しいのかな~?
そんなに毎日やりたいものなのかな~??」

ダイニングルームに漂っている焼いた肉の匂いと、
正登と翔太から発されて感じる
ピリピリとかズンズンとかといった荒く低い波動を受けて
かのこは頭が痛くなって気分も悪くなってきた。

かのこは自分の部屋に戻り
窓をあけて深呼吸をして
そのあとベッドで横になり
軽く目を閉じて無の境地に入ることで
波動を整えていた。

かのこ自体は波動をポジティブに整えようとか
受けた邪気を浄化しようとかとは意識していないけれど

低い波動のエネルギーから離れ
深呼吸をしながら体内にはいりこんでしまった
ネガティブなエネルギーを排出して
ポジティブなエネルギーを取り入れ

瞑想状態になって心を落ち着けることで
自分の心と体を取り戻せることを感じていたので
結果的にこのような浄化方法&パワー入れを
日常的に実行しているのであった。


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第8話 ~夢うつつ~

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4人は音楽が聴きたくなったので
コンサートホールへ行くことにした。

すぐに移動することはできるけれど
4人でいろいろと会話をしたいので
ゆっくりと歩いて向かった。

コンサートホールまでの道のりは
アスファルトやコンクリートでできているような
固い殺風景な道ではなくて

淡い虹色のパステルカラーで
高級ジュータンのようなふかふかした道を
すべるようにして歩いていた。

また、道には車やバイクのように
注意を払わなければならないような
危険なものはまったくなかった。

歩きながらかのこは
ふと自分の意識に気を向けてみると
胸がキューンとするような温かさを感じ
今の自分の幸せな気分を実感していた。

そして次の瞬間
かのこは我に返って考えた。

「なんで歩いているのに
まるで宙を浮いているように軽くて
まったく疲れないんだろう?」

「どうして電柱がないの?
壁もビルもマンションもない…?」

「どうしてこんなにきれいな色をしていて
排気ガスの匂いもなく
空気もさわやかで気持ちいいの?」

「すれ違う人はみんな幸せそうな人ばかり。

疲れた顔をしたりつらそうな顔をしたり
怖い目つきをしたり苦しそうにネクタイを締めていたり
悲しそうな顔をしたり忙しそうにしたり・・・

いつも街にあふれているそんな大人たちは
みんなどこに行ってしまったの…!?」

「ところで私は今どこにいるの?」

「どうして私はこんなに幸せを感じているの~・・・???」

気がつくとかのこはベッドの上に寝ていた。
なんだかわからなくなったので
しばらくボーっとして天井を見ていた。

やっと昨日の夢の続きを見ていたことに気づいたが
かのこにとって夢というよりは
とてもリアルで心地良い現実世界に感じていた。


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第7話 ~生き物同士の関係~

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かのこは昨日に行った森の中へ
今日も入りたいと思った。

森へと意識を強く向けて願った瞬間に
ペルーシャと一緒に森の中にいた。

たくさんの木々が
楽しそうな雰囲気で立ち並んでいた。

木々もかのこもペルーシャも
自らが光を放っているから
森の中はとても明るかった。

大きな体の熊と目が合ったので
かのこは笑顔で挨拶をした。

熊も笑顔で
「アーヴィンの森へようこそ!」と言った。

この世界では
言葉を出して話をしなくても
心の中で思えば会話をすることができる。

伝えたい相手に意識を向けて心の中で思えば
自分の意思を伝えることができる。

つまり、いわゆるテレパシーによって
会話が成立するのです。

また、この世界では人間同士ばかりではなくて
草木や動物などと会話をすることができる。

魂のあるものすべてと会話ができるので
水とも会話をすることができる。

優しい熊と出会った後、
熊の近くで遊んでいた
小鹿や虎とも挨拶を交わした。

この世界では動物が他の動物と争うことはないし
もちろん動物同士を食べることなどあり得ない。
すべての生き物は魂の持つ愛に従って生きている。


かのこは街で
ステンシルとミーシェが呼んでいるのを感じた。

2人に会いたいとわくわくしたけど
ペルーシャと一緒に行きたいから
近くに置いてある乗り物に乗って行くことにした。

自分だけなら意識を向ければ
その場所に行くことができるけど

遠くへと2人が同時に移動する時には、
時と場所の認識が少しでもずれていると
違う時や場所に行ってしまう場合もあるために

同時に同じ場所に移動するときには
乗り物が便利なのである。

この世界では
乗り物は個人の所有物ではなくて

必要な時に必要な人が使えるように
いつも乗り物を置く場所には
すぐに乗れるように整備された乗り物が置いてある。

この世界のすべての生き物は
まるで家族であり親友であるように
無償の愛で結ばれた間柄なのである。

2人が乗れるのに十分な
小さなドーム型の乗り物があったから
それに乗ってステンシルとミーシェのもとに移動した。

この世界での移動の方法はいろいろとあるが
ゆっくりと景色を見ながら移動することもできるけれど
決めた移動先へと瞬間的に‘位置する’こともできる。

この時はかのこもペルーシャも
早く2人と会いたかったので
瞬間移動をすることにした。

次の瞬間に4人は街中で再会し
ハグし合って喜びあった。

4人はとても波動の合う
愛する仲間同士だった。

この世界では
波動の合う者同士が一緒に過ごすことがあっても

あまり気の合わないよな者同士が
多少なりとも不調和を生じてまでも
長い時間を共に過ごすというようなことはない。

波動の法則に従い
スムーズな関係の中で調和を保つことが普通なのである。

大きな愛の中で統一されて
家族や大親友のような間柄であっても

それなりに気の合う(波長の合う)人と
あまり気の合わない人とがいる。

ナチュラルな感覚に従って
波動の合う人同士が深くかかわり合うのは
ごく自然であり無理のない普通なことなのである。

だから人間関係がこじれることもなく
お互いにストレスを感じるようなこともない。
宇宙の真理に則って生きているのである。


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プロフィール

くるみ あんず

Author:くるみ あんず
アセンションに向けて、前向きにスピリチュアルライフを歩んでいる主人公の長女「かのこ」とその母「加奈」を中心にした物語で、自作小説です。

作者のくるみ あんずは、実際にも4人の子どもを育てている父親です。我が子4人の中で、クリスタルチルドレンの色合いの濃い次女をモデルにしたのが主人公の「かのこ」です。

作者のもう1つのニックネームは‘タエヌ’と申します。ブログやホームページの運営も行っています。
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☆HP「アセンションスペースシューリエ」

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