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第30話 マスターとの対面

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とても気高く神々しい光を感じたので
みんなが一斉にその光の方向へと気を向けた。

そこには、見た目が30歳台くらいの男性に見えるけれど
実際には、地球の時間で数えると80万歳くらいで

栗色の淡く光る長髪を
まん中から軽く分けるような髪形をして
目はエメラルドグリーンの深みのある色合いで

愛情に満ち溢れた雰囲気の
体全体から淡い虹色に輝く
美しい光を放つマスターが座っていた。

マスターは10人の子どもたちひとりひとりと
温かい視線を合わせてほほ笑みかけ

「よくここまで来ることができたね」と
ひとりひとりを褒め称えてくれた。

マスターは最初に
今、ここにいるしばらくの間は
みんなの意識が3次元の世の地球人の意識でいるように伝えた。

これからマスターの話してくれる内容は
そのような意識で聞く方が
心の奥深くにしっかりと刻み込まれるし
強く実感できるという理由からだと説明してくれた。

10人ともその説明を聞いて同意し
もう1つの現実世界である地球表面上に住む
3次元の世の子どもの意識になって話を聞くことを選択した。

マスターからの最初の教えは
‘なぜここにいるみんなが
同じ時期に地球人類として生まれることを選んだのか’
その理由を話してくれた。

ちなみに話すとはいっても
‘カラ’の世界では通常はテレパシーで伝えあっているが
今はみんな3次元の意識になっているので
日本語で話しをしていた。

ちなみに実際に10人とも
日本人として転生しているのであった。

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第29話 グループソウルとの再会

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ゆかりから20冊の本を借りてから
すでに3日が過ぎていた。

加奈は毎日読み続けて
アミシリーズ3冊とオムネクの本を読み終えていた。

以前、ゆかりが公園で驚いていたように
かのこの話と本に出てくる高次元の世界の状況とが
あまりにも近い状態であることに
加奈も本を読みながら驚いていた。

かのこにそのことを話すと
「なんだ~。やっぱりかのこは2つの世界で生きているんだ~!

だから両方の世界ともに本当の世界だって思っていたし
やっぱり本物だったんだ~。
あ~良かった~!」

ほほ笑みながら
かのこはおっとりとした口調で
安心したように話していた。

まったく驚くようなことはなく

加奈にわかってもらえたことと
2つの世界を自分が現実として捉えていたことが
間違いではないという
安心感や喜びのみを表現しているかのこを見て

加奈はやっぱりちょっと不思議なおもしろさを感じたのだった。

かのこはこの日もいつも通りに眠りに就いた。
そしてまた今日も‘カラ’の世界にいた。

3次元の世のかのこの顕在意識では
加奈のおかげで‘カラ’の世界は
どうやら高次元の世界であると気づいた。

そのためにこの日は
かのこがマスターから
特別である大切な学びを受けることになった。

かのこは気がつくと‘カラ’の世界の学校にいた。
学校の中でも以前とは違う階層にいて

そこにいるだけで心がふわふわとかるくなり
まるで自分が天使になって空を飛んで遊んでいるような
これまでに感じたことのないような心地良さと
幸福感の中にあった。

学校の校舎の中の1室ではあるが
薄ピンク色と白銀色との混ざった美しい空のもと

かのこの好きなアップルティーをまろやかにしたような
ほのかな甘い香りが漂い
とても小さな音色ではあったが
心安らぐ美しい音が流れていた。

1室とはいっても
まるで広い草原のように感じる場所で

足元にはふかふかした緑と青の混ざったような
美しい色合いのジュータンのような物が一面に敷かれていて

壁のような囲いは見当たらず
どこまでも果てしなく続いて見えるような
白い世界の中にかのこはいた。

かのこはまるで宙に浮かんでいるような感覚で
ふんわりと心地良い椅子に座っていた。

この椅子に座っていれば
何時間でも、いや何日でもまったく疲れないだろうと感じた。

少しの間だけ目を閉じて
目をあけてからもう一度あたりを見渡すと
かのこと同じくらいの年齢に感じる男の子や女の子が
かのこを入れて10人いるのに気づいた。

それぞれが少し離れた場所の椅子に座っていて
とても優しいおっとりとした雰囲気の子たちばかりで
お互いが顔を見合わせてはほほ笑みあっていた。

かのこは同じ質の魂である
グループソウルの友達であることがわかった。

そして、みんな同じ歳頃の地球人として
今、地球に存在していることもわかった。

ただし、地球人同士として出会っているわけではなく
別々の場所で過ごしていることも感じた。

ここに集まったみんなは
魂同士の深いつながりがあって

とても大切である同じような使命
つまり、ライトワーカーの指導者的存在としての使命を持って
地球に転生しててきていることも思い出したのだった。

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第28話 大きく目覚め始める

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かのこが学校から帰宅して宿題を終えた後
加奈と2人で商店街へ買い物に出かけた。

家から数分のところにある商店街は
いつもたくさんの人でにぎわっていた。

人ごみが苦手な加奈にとっては
商店街の入り口に来ると
いつもはあまりいい気分にはなれなかった。

しかし、この時は身も心も軽くて
とても爽やかな気分だったし
商店街に近づいてもなんだか楽しい感じがした。

この日は薄曇りであったが
加奈にはやけに外全体が輝いて見えたし
商店街も明るい感じがした。

「ねえ、かのこ~。
今日の商店街はいつもよりも明るく見えるけど
お店の明かりとか雰囲気とかが変わったのかな~?」

加奈は不思議そうな顔をして話しかけたが
「へ~。そうなんだ~。
かのこにはいつもと同じに見えるけどな~…」
と淡々として言われてしまった。

商店街のアーケードに入ってすぐに
ぐでんぐでんに酔っぱらって
ぶつぶつと独り言を言いながら
なんだか怒っている年配の男性とすれ違った。

いつもの加奈はこのような人を見かけると
やたらと蔑むような気持が湧きあがり
冷たい視線を浴びせながら
心の中でネガティブな感情を抱いていた。

でも、この時はこの人を見て
なんだかとても哀れに感じて

心の中で
「頑張ってね。楽しく幸せな日々を送れるように!」と唱え
慈しみと励ましの気持ちを自然と向けていた。

そんな自分に気づいて
加奈はなんだか少し嬉しくなった。

ムスッとした店番のおばさんの態度や
なんとなく汚らしい店の雰囲気が嫌で
いつも前を通るたびに嫌な気持ちになっていた店も

この日はあまり気にならなかった。

「人それぞれその人の状況の中で
その人なりにせいいっぱい生きているんだろうな~」
そう思うと、なんだか自然と優しい気持ちになれた。

よく買い物をする小さなスーパーで
この日も夕食のおかずを買うと

いつもは無愛想な店員さんが
この日はめずらしく笑顔で話しかけてきた。

加奈はさらに心が軽くなり
なんだか嬉しくて嬉しくて笑いたくなった。

一緒にいたかのこも
そのわくわくな波動が伝わってきて
一緒になって笑っていた。

買い物を済ませて家に戻るまで
加奈は自分がこんなにも
ポジティブな気分でいることに疑問を抱き

何が変わったのだろう…と考えた。

浮かぶことはゆかりから借りた本を読んだことと
本に書かれていた内容に強く共感し深く感銘したこと。

ただそれだけで、こんなに違うのかな~と
なんだか不思議に感じた。

ちなみに加奈本人が
この時点ではまだ自覚していなかったが
真実は以下の通りであった。

かのこの夢の話を聞いたり
ゆかりから借りた本を読んだりしているうちに

‘自らの内にあるスピリチュアルで愛の大きい魂意識が
さらに急速に目覚めていった’のであった。

その愛の大きな意識やポジティブな波動がめぐり
周囲の状況もより一層ポジティブになっていき
加奈の波動は、より高まっていたのだった。

そして、スピリチュアルな自分への目覚めが
この先もさらに急激に進んでいくのであった。

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プロフィール

くるみ あんず

Author:くるみ あんず
アセンションに向けて、前向きにスピリチュアルライフを歩んでいる主人公の長女「かのこ」とその母「加奈」を中心にした物語で、自作小説です。

作者のくるみ あんずは、実際にも4人の子どもを育てている父親です。我が子4人の中で、クリスタルチルドレンの色合いの濃い次女をモデルにしたのが主人公の「かのこ」です。

作者のもう1つのニックネームは‘タエヌ’と申します。ブログやホームページの運営も行っています。
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